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皆さんこんにちばんは。

今日は高島に行ってきましたよっ!

ただ、朝一のには間に合わなかったので、11時半ごろの船で行ってくることに・・・

※今回は全編通して49枚もの画像を使った超縦長の記事なので、時間があるときに見てね!


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今回乗ったのは定期連絡船のコバルトクイーン号。荒波というか揺れに強い双胴式の船です。製造年を見るに20年ほど前の船らしく、トイレや座席の作りはちと古い感じでした。

乗ってみるとなかなかの快速でしたが、長崎港を出て外洋に差し掛かる辺りで波が荒くなり、屋外で終始写真を撮っていた自分に向かって止めどなく波しぶきの水滴が降りかかりました(汗)

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先日の海自の艦艇ですが、泊まってるのは「あしがら」ともう一隻だけだと思ってたのですが、実は三隻でした。

「あしがら」の隣にあるのが現在建造中のあきづき型3番艦の「すずつき」、横向けに泊まってるのが同型2番艦で来月就役する予定の「てるづき」になります。

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女神大橋。

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これは三菱重工長崎造船所の香焼(こうやぎ)工場。同社最大の工場で、巨大のクレーンが目を引きます。なお、現在ここには天然ガス用のタンカーが入っています。

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高島に入る前に、一度伊王島という島に泊まります。ちなみにここで大半の客が降りました。

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で、ここが今回の目的地の高島。結構小さな島ですね。

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島民以外でここに来るのは、今の季節では釣り客か自分のような炭坑や廃墟を見に来る人くらいでしょうか。それも知れてるんですが。

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港にあった地図。自分は④のもう少し後ろ手の方にある海岸から⑫までを、弓なりに歩いていきました。外洋側(地図情報)の道は通ってないぞ!

展望台は・・・時間的に無理でした!

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港から徒歩2分、三菱の創始者である岩崎彌太郎の銅像。ここで石炭を採っていたからですね。

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岩崎像の向かいにある石炭資料館。

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入り口には軍艦島の模型が。スケールが1/100のため、実際の大きさがなんとなくわかるのが辛いです(笑)

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他にもトロッコが4種4台が展示(ほぼ放置状態だが・・・)されています。何で銀色なのかはわかりませんが・・・

上から石炭を載せる炭車、蓄電池式のバッテリー機関車、水を運ぶ給水車、人を運ぶ人車となります。

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館内には作業員(おそらく救助隊か)のマネキン、石炭を始めとする各種の鉱物、採掘用の道具、その他生活道具などの資料が多数展示されていました。

ちなみに島民は400人ほどらしく、港を離れて数百メートル圏内ではほとんど人に会いませんでした。ここも人っ子一人おらず、凄まじく不気味な雰囲気を醸し出していました。

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小規模ながら島にはお店はぽつぽつ存在しており、港の近くにはこのスーパー高島(実際は市場のようなものだが)やちょっとした食堂がありました。

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炭坑アパートの名残か。無人の廃墟というわけではなく、今もなおぽつぽつ人が住んでいました。これは意外だった。

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ボタ山(選別から外れた石炭のクズ溜め)跡。今はそれらしいものはなく草がぼうぼうと生えただだっ広い荒れ地と化していました。

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ただ、細かい石炭はちょくちょく残っているので、他の珍しい石とともにお土産兼個人的な研究の資料として何個か拾っていきました。あと、昔の施設の残骸と思しき煉瓦もゴロゴロしてました。

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ここの海岸というか防波堤からはいくつかの島が見えます。右手にあるのが、かの有名な軍艦島になります。クルーズで行ってみてもよかったかなぁ・・・

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ここいらで軽いお昼(カロリーメイトやウィダーイン的なもの、と言えば分るでしょうか)を食べ、港側に引き返して島の海岸線を歩いていきました。

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何の機械かな・・・コンプレッサー的なものなのかな。すっかり錆びついてはいますが。

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これも昔からの倉庫か何かなのか、古い建物があります。

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ここも結構古い建物なんですが、現在の主産業の一つであるトマト栽培のための施設として今なお活用されています。

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通り道でたまたま通った古い道。ここから何処へ出られるのかはわかりません。

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島の規模に対して割と立派な庁舎。なんだかんだで海水浴やレジャー関連でもうかってるのだろうか。

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海水浴場&キャンプ場の入り口。今はもちろんやってないよ!

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海はマリンブルーに輝いてきれい・・・ですが、自分は昨日言ってた弱点があるため、多分左手の赤い台のあたりまで泳げることなく溺れてしまうでしょう。(プールなどで)遠泳自体はできるんですが・・・

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少し離れた小島(飛島)には、釣り堀公園的な施設があります。九州側の海岸線は温泉や先述の各種レジャー施設などがあるため、このような近代的な施設が多数存在します。

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水産センター・・・観光客に向けた施設ではなさそうです。

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炭坑時代の住宅群か。人がいる気配は・・・もちろんありませんね。

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グラバー別邸跡。存じグラバー園にある邸宅とはまた別のものです。

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その近くにあった何らかの廃屋(?)。昔はスナックかなんかだったと思われます。

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さっきの廃屋と思しき建物周辺の写真。人のいる気配もありそうでなさそうで・・・微妙な感じですね。一つは完全につぶれていましたが。

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ここからさらに進んだ炭坑アパートの廃墟(?)。

ちなみにこの頃は大体2時10分から15分ごろだったのですが、これでは35分の船に間に合うかどうかの瀬戸際(この近くの水産センターまで港から徒歩15分ほどだったらしい)だったので、巡回バスが来るのも怪しいと思って機材など10キロ前後の装備を厚着に括り付けた状態でかなりのスピードで走っていました。

しかし、そんな中この写真を撮った直後に地元の親切な方に声をかけてもらい、車で港まで送っていただきました。疲労でお名前を伺うのを忘れていましたが、改めて感謝の念をここに表します。

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で、余裕を持って船に乗ることもでき、2時間半ちょっとの高島観光は終了いたしました。


総評としては、冬に来るのはやはりおすすめできません。寒いです。夏に海水浴で宿泊するか、キャンプをするついでに行くのがよいでしょう。

あと、島に人はほとんどいないので、凄まじく静かです。市内の人混みとのギャップに少し気が変になりそうでした。なんというか「もしこの世に自分一人しかいなくなったら」を体験したければ、ここのボタ山跡にでも行くといいでしょう。

結局歩いたのは島の周囲の2/3くらいか。全部しっかり行くなら、それこそ泊まりだったり朝一で行ったら良いんじゃないのでしょうかね。

それと、行くなら行くならで時間配分をしっかり考えた方がよさそうなのと、バスの時刻表は要チェックですね(笑)


島の様子は・・・やっぱ昔は炭坑アパートももっとたくさんあったらしいですし、人だってたくさんいたのでしょう。そんな証拠があちこちにありました。

でも池島にせよ軍艦島にせよ、採り尽くしたら用無しでこんな感じでみんな出て行ってしまうのって、「島をポイ捨て」してるようなもんじゃないのでしょうかね。

海水浴場などでいわゆる「リサイクル」も行われてはいますが、車で送ってくださった方曰く「ほとんど伊王島で止まっちゃうからねぇ」という事だったので、今すぐではないにせよ、例えば自分に子供が出来て自分と同じ年になるころにはレジャー関連も廃れてしまうような気がしてならないのです。それこそこの島の終わりなんじゃないのか、そんな気がして、少し考えるものがありました。

なお、ここに至るまでに撮影した写真は1000枚以上、そこからなるべく読みやすいようにダイジェスト化するため、この42枚を選ぶのにはえらく骨が折れました(笑)

そういう写真たちも披露したいとは思うのですが、何分HPは編集不可能だし・・・多分お蔵入りでしょうかね。

まああれだ、写真集「軍艦島」や「人間の土地」などで有名な奈良原一高氏のようにはいきませんが、いつか彼のような写真家になるのもまた一興かもしれませんね。

で、高島編はここまでにして、これより長崎市内編ですよ~


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港を出た後、新地のホモ弁(ほっともっとの事ね!)でお弁当を買ってどっかで腰を下ろして食べたいなぁと思って少し坂の上の方を上っていたのですが、中々そういうとこに出会うことなく延々上り続け、結果的に祖父の母校でもある海星高校の前まで来てしまいました。この時点で結構な高さを上っています。

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どんどん坂を下っていきます。この無計画に作ったような無数の迷路のような坂がやはり長崎の醍醐味でしょう。

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そのあとすぐ、グラバースカイロードで南山手を上っていきます。なお、このスカイロードは結構珍しい斜めに移動するエレベータであります。

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いつもながらですが、南山手から見る坂の景色は中々のものです。

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ここでようやくお弁当を開けたら、匂いを嗅ぎつけて猫が自分の近くまでたくさん来ました。ちなみにエサはあげません。あげたら後々しぶとくついてくるからです。猫は好きだがこればかりは仕方ない・・・!

あと、先日猫がたくさん出没するポイントに東山手と書きましたが、正確には南山手でした。疲れてて打ち間違えたんですね・・・

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祈念坂。ここから大浦天主堂の方まで下っていきます。

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毎度おなじみ大浦天主堂。

この後ここのお土産屋を少し覗いてたんですが、丁度ここでTV番組の撮影があって、もしかしたら自分が写りこんだかもしれません。何の番組かは知らないけど、この辺りは一応伏せときます。でもここはカットしてくれないかなぁ・・・(汗)


結局本日は朝の10時過ぎに家を出て、高島で船の行程も合わせて3時間半以上、街を歩き回って4時間以上かかったので、7~8時間くらい外出してたのかな。島に行ったり高い坂を上ったり、とにかく歩き通しで丸一日を過ごしましたが、明日に響かなければいいなぁ、と思うばかりです。

じゃ、丸一日自由に観光できるのも明日までなので、ラストスパートかけるぞー!

今日はここまで。ばいばーい。

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